ゴルフがうまくなる道標
表題をご覧いただけば判ると思いますが、これは、初心者を対象として居ま
す。
よく、ゴルフ上達法などと銘打って、ドライバーからパットに至るまでの技
術的なノウハウを教えて居る類のものは沢山ありますが、これはどちらかと
云えば、技術的な事には余り触れて居ません。
ゴルフをやろうと云う人は先ず第一に、練習を怠らないと云う事です。(全
く当たり前の事ですね)
1 練習の仕方
●頻度
サラリーマンは、毎週土曜日か日曜日に1回打ちっ放しに行って、最低150
球は打つ事。
●クラブは?
先ず、サンドウエッジなど一番短いクラブでのアプローチショットから始
めます。
30ヤードから60ヤード位迄練習します。次に、ピッチングウエッジとか10
番、11番をはずして、9番を練習します。100〜110ヤード位をキッチリ決め
ます。
次に、7番に移ります。これは、130〜150ヤード位をじっくり練習します。
次に5番に移ります。之からズーと5番には一番ウエイトを置いて練習しま
す。
5番で150〜160ヤードをキッチリ決めるようにしっかり練習します。
初心者は、アイアンはこの辺迄を繰り返し繰り返し反復練習して下さい。
ウッドは、3番(スプーン)を練習して下さい。つまり、初心者は、アイア
ンは、奇数のハーフ(3,5,7,9番)を練習するのです。この場合、3番を
はずして、サンドウエッジ或いはアプローチウエッジを練習します。ウッ
ドは、ドライバーを使うのは、3番(スプーン)がスライスしないで打てる
ようになってからにするのです。100を切ったら使う位の考えでよいでしょ
う。
●教えを乞う。
練習場には、大抵レッスンプロ(或いは上級者で教える事が出来る人)が
居ます。
空いて居そうな時を狙って教えを乞うのです。レッスン料を決めて居る所
もありますが、フリーに教えてくれる所もあります。フリーに教えてくれ
た場合は1,000円か2,000円お礼をすればよいでしょう。10回位教えてもら
えば、基本が身に付くと思います。
●本を読む
いろいろな指導書がありますが、歴史の古いものでは、ボビー・ジョーン
ズの、「ゴルフの基本」などは何時の時代でも役に立つ一冊です。いずれに
しても、良い本を1冊徹底的に読んで基本を身に付けるとよいでしょう。何
冊も読む必要はありません。
●ルールの基本の小冊子を読む。
ゴルフはルールに始まってルールに終わると云われます。基本的な事とし
て、身につけておきたいものです。
2 ラウンドは何時から?
コースに出るのは、打ちっ放しを始めてから1ヶ月後(4回打ちっ放しをし
た後)位からにするべきでしょう。2〜3回はショートコースを回るとい
う段階を踏めれば、ベターかと思います。本コースは、初心者ばかりで行
くのは避けるべきでしょう。
慣れた人2人と初心者2人位の組合せならよいと思います。尚、最近は乗用
カートが多くなっていますが、初めは、歩いてのラウンドができればベタ
ーかと思います。
3 スコアーの記録
●スコアーカード
各ホールのスコアーを記入していく場合、右の小さい欄には、パット数を
記入するようにするとよいと思います。パット・イズ・マネーと云われる
ようにパットは大切だからです。
●スコアーの記録
ラウンドしたスコアーは、出来るだけ多くのデータを、方眼紙のノートに
グラフ化と共に記録していくと、之からのゴルフ上達に大変役に立つでし
ょう。
スコアーはアウト、イン別にグラフ化します。パーの数、ボギーの数等も
数字を記録しておきます。OBの数も、その内のプレイイング4の数も、1
ペナなどの数も記録します。大たたきしたホールなどは、原因、いきさつ
などをメモしておきます。又シャンクをした数なども記入しておきます。
スイングの何処が悪かったか判るときは之もメモしておきます。その他、
気付いた事はすべて記録しておきます。
内数としてのパット数もアウト、イン別にグラフ化します。そして、1パッ
トの数、2パットの数、3パットの数等も記録します。勿論、コース名、ア
ウト、インのヤード数等、同伴者のスコアーもメモ欄を作って書き込んで
おきます。
尚、打ちっ放しで教えてもらったり、直してもらった事は、絵入りで記入
しておくとよいでしょう。
4 パットの練習
之は、市販の2m位のパット練習用マットを使うとよいでしょう。
真っすぐのラインでOKです。真っすぐの2mのパットは絶対入れるとい
う自信がつく迄練習しましょう。之でパットの自信をつけます。之で自信
がついたら、スライスラインとか、フックラインとかラインの曲りは千差
万別ですから、打ちっ放しに行った時など、その練習場にパター練習場が
あれば、そこでラインの読みを練習します。
基本的にはパットマットで2mの真っすぐのパットが確実に入るように練
習する事が重要です。
5 寄せワンゴルフの練習
サンドウエッジなどアプローチクラブによる50〜60ヤードの寄せは、2打目
のミスなどによって非常に頻度の高いショットです。このショットは1パッ
ト圏内(2m以内)に寄せられる迄徹底的に練習しましょう。このショット
はパットと共にスコアメークに大変大事ですから、打ちっ放しで、ドライ
バーを振り回す以上に練習しましょう。
地味なショットに見えるかもしれませんが、距離感をつかむという微妙な
感覚が必要ですから、うまくなると楽しいものです。それに、このアプロ
ーチショットは、年をとるに従って益々重要になりますから、何時までも
使える貴重なショットとして徹底的に練習しましょう。
6 100を切ったら。
アウト49、イン50トータル99などという、片側40台が出て片側は50を切れ
ないがトータルで100を切るスコアーがぼつぼつ出るようになったら、T―
ショットは、ドライバーを使うようにしましょう。そして、アイアンもフ
ルセットを使うようにしましょう。ドライバーの使い始めは、スライスが
よく出ますが、何時までもT−ショットにスプーンを使っていては上達が
遅れます。それにドライバーはそこそこ早めに使い始めないと、なかな
か、使えなくなります。この時期に出来るだけ早くドライバーが使えるよ
うになりましょう。
7 次の目標は90を切る事。
ゴルフは不思議なもので、100のカベ、90のカベと、カベを超えるのが、大
変難しいものです。90つまり、ボギーペースのゴルフが出来るようになる
には、かなりの努力が必要です。
●スコアーカード記入にも一工夫。
各ホール、パー+1⇒ボギーペースを自分にとってパーと見做し、ボギーな
ら0と記入します。パーが出たら−1と記入します。トータルで0なら90(ボ
ギーペース)です。
−1なら89で、90のカベを破った事がすぐ判ります。ラウンド中でも、累計
−1なら90を割るペースと云う事が判ります。
● 攻め方にも研究を。
パー3(ショートホール)とパー5(ロングホール)の合計8ホールはパーを
とる。
この8ホールはパーをとる。つまり、この8ホールで−8をとる。長いパー4
とか、難易度の高いパー4は、寄せワンゴルフに徹してあわよくばパーをと
る。そんな感じで、ボギー(自分にとってパー、つまり0)+1が出ても、
トータルで−1以下に持って行く戦略をとるのです。
8 90を切ったら・・・
次はコンスタントに80台を出す事を目標とします。月4回の打ちっ放しと月
1ゴルフ(ラウンド)で出来ます。スコアーカードの記入はパーを0にしま
す。片側+4なら40です。このようにして、パー3(ショートホール)とパ
ー5(ロングホール)の8ホールは確実にパーをとって0を8コ確保します。
残り10ホールは悪くてもボギーつまり+1で回れば、トータル10オーバーの
82で回れる事になります。
このように、判りやすいスコアーカード管理も併用して、90を割るゴルフ
を目指しましょう。
9 ゴルフ会員権を入手して、月例に出てハンデイキャップをとろう。
最近はサラリーマンでもゴルフ会員権を入手できる手ごろなコースが多く
なって居ます。
ゴルフ場のメンバーになって月例に出ると、ゴルフのシビアーさが判りま
す。
ノータッチですから、デイボットに入っても動かせません。マーカーが、
自分のスコアーを監視して居ます。又、自分もマーカーとして同伴者の一
人を監視しながらラウンドしなければなりません。パッテイングラインを
直す事は出来ません。パットのOKも出来ません。こうした月例に出て、
シビアーなゴルフをしているうちに、マナーも腕も上ります。
10 緑の芝生
それでは最後に「緑の芝生」という歌を披露して終りとします。あなたのゴ
ルフの上達を心より祈って居ます。
(1)はるかに続く緑の草原、何故か心がもえるこの一打、
ナイスショットの声聞きながら、足どり軽くさっさと歩く、
グリーンに乗ればバーデイ狙いのワンパット、うまく行けば今日一番。
(2)向こうに見えるショートのグリーン、何故か心がもえるこの一打、
ナイスショットの声聞きながら、日頃の悩みはすっかり忘れ、
グリーンに乗ればバーデイ狙いのワンパット、うまく行けばガッツポ
ーズ。
(3)恐怖をさそう前の大池、何故か心がもえるこの一打、
ナイスショットの声聞きながら、あがりのスコアー考え考え、
グリーンに乗ればバーデイ狙いのワンパット、うまく行けば気分は夢
心地。
おわり


